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#9 マダムから学んだ謙虚のはき違い|言葉の力|記憶に残る人になる方法

こんにちは、totocologです

私は20代前半に出会ったマダムから、人生において大切なことを教わりました。

今日はその事について書こうと思います。

謙虚のはき違い

見ず知らずのマダムが私に向かって歩いてくる。そして私の目の前で立ち止まり一言。

「素敵ね。」

褒める=社交辞令だと思っていた私の第一声は「そんなことないです🙅🏻‍♀️」と相手の発言を否定する言葉。
それから、畳み掛けるように自分を卑下する言葉を続けました。

するとマダムが、残念そうな顔で
「もったいないね。私は本当に素敵だと思って声をかけたのよ。
そして今晩、主人に今日こんな人と出会ったのよ。と話すことが楽しみだったの。
けれど、あなたが自分を悪く言う事で、そんな風に思っていなかったのに、見方が変わる人もいるよ。」と。

私はただ謙遜しただけだと思っていたのですが、
自分で自分を卑下する発言をする事で、自分の価値を自ら下げてしまっていたのだと知りました。

褒め言葉へのAnswer

マダムと出会ってから、褒め言葉を伝えた後の反応を意識する様になりました。
すると、魅力的な人ほど「ありがとう。」「嬉しい。」「優しい。」など素敵な言葉を返してくれている事に気が付きました。

私も素敵な方達を真似て、褒めていただいた時は『どこがやねんっ🤷🏻‍♀️そんなことないっ🙅🏻‍♀️』と思っても、
相手の言葉を肯定し、素敵な言葉で感謝を伝えるようにしています。(それが明らかな社交辞令であっても)

褒め言葉をいただけることが少ない私にとっては貴重な瞬間です、、

そうする事で、褒め言葉を自然と受け入れることができるようになり、
その言葉が辛い時に励ましてくれる宝物になります。

記憶に残る人

マダムから、もう1つ大切な事を教わりました。

マダムは
「歳を重ねるにつれ、後悔しない生き方をしたい、と思うようになったの。
だから、素敵だなと思ったことは心で思うだけではなく、相手に伝えるようにしているの。」
とおっしゃっていました。

私はハッとしました。

今繋がりはないですが、私の記憶に強く残っている人がいます。

1人目は、このお話の主人公であるマダム。

2人目は、海外旅行に行った時、すれ違いざまに素敵な言葉をかけてくれた外国人女性。

3人目は、2ヶ月間だけ仕事でお世話になった年下の女性。


ここで3人目の女性について、少しお話させてください。

2カ月間限定の仕事の最終日、お世話になった方たちが、エレベーターの前までお見送りに来てくれました(それだけでもめちゃくちゃ嬉しい🥹)。
すると、その中の1人の女性がエレベーターに乗り込み、私の手を握りながら
「〇〇さんに出会えて本当によかったです。短い期間でしたが、出会えた事を一生忘れません。」と言葉にして伝えてくれたのです。
感情をあまり表に出すタイプの人ではなかったので、初めはすごく驚きましたが、
私の中で嬉しさの感情が爆発し、目に嬉し涙を浮かべ、手を強く握り返したことを今でも覚えています。
2カ月間、周りの方々に恵まれ充実した日々を過ごしていたのですが、
きっと時間が経つにつれ、記憶が薄れていき、数年後には思い出すこともなくなっていたと思います。
ですが、その女性のお陰で一生忘れることのない、私にとって大切な2カ月間となりました。


このことから、自分の思いや感謝の気持ちを素直に相手へ伝えることは、自分が後悔しないだけでなく、相手の記憶で生き続けるのだとということを学びました。

言葉の持つ力

素敵な言葉によって、嫌な気持ちになる人は恐らくいないと思います。

私は、落ち込んだ時、今までにいただいた素敵な言葉達を思い出すようにしています。
すると言葉が自分を励まし、元気を与えてくれます。

素敵な言葉には人を生かす力がありますね。

私も、素敵な言葉を素直に伝えることのできる人でありたい。

私の記憶で生き続けている素敵な方達のように、、

最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様の毎日に小さな幸せが沢山訪れますように、、、

 

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